一般財団法人 大日本蚕糸会
一般財団法人 大日本蚕糸会

事業
日本の絹マーク

日本の絹マークの制定について

日本の絹マークわが国の絹製品は永い歴史の過程で、優れた技術や芸術性を培いながら日本の伝統文化を形成しています。しかし近年のコストの安い海外製品の輸入の増加で、こうした国内の織物産地や加工業者は非常に厳しい状況におかれています。
こうした中で社団法人日本絹業協会では、何とか国産の絹の良さを消費者の皆さんにアピールできるようなマークを創れないか、関係各位と協議を重ねながら準備を進め、一般公募により絹マークを募集いたしました。
この結果、北は北海道から南は九州まで全国から863点もの応募があり、選考委員の審査の結果、福岡市の田中秀男さん(イラストレイター)の作品が「日本の絹マーク」に選ばれました。
この 「日本の絹マーク」は、絹製品のうち、日本で製織された白生地並びに日本で染織されたきもの(反物、仮絵羽)及び帯に添付いたします。

添付の仕組みは、
1. 先染織物は産地組合がその責任でシール等を添付する。
2. 白生地は織物産地組合の責任でスタンプを押印する。
3. 染色加工品は、その生産に係わる染色加工業者又は染色加工業者に染め加工を委託したもの
が自己の責任でシール等を添付する。その場合は白生地にスタンプが押印されていることを確認する。ことといたします。

規程等